あの会社も地域福祉のパートナー
企業の社会貢献活動
最終更新2024/11/18
企業のCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会貢献)活動
企業が社会や環境と共存し、持続可能な成長を図るため、その活動の影響について責任をとる企業行動であり、企業を取り巻く様々なステークホルダーからの信頼を得るための企業のあり方を指します。(経済産業省ホームページより)
企業のCSV(Creating Shared Value:共通価値創造)活動
企業が収益を確保しながら、自社の事業を通じて、事業を営む地域の経済や社会的な課題を解決していくことを指します。(福井県県民社会貢献活動推進計画より)
どちらも企業の社会に対する責任や活動ですが、従来のCSRが本業の周辺としての活動であったのに対して、CSVは本業そのものでの展開を目指します。CSVはより事業に融合し、社会的価値を実現しながら事業価値や競争力の確立を目指します。
福井県でもこんな取組みがあります
【コラム】渋沢栄一と社会福祉協議会
大実業家のイメージが強い渋沢栄一ですが、日本の近代化を支えただけでなく、社会福祉の分野でも大きな貢献をしました。
● 全国社会福祉協議会の創設: 渋沢は、様々な慈善団体がバラバラに行っていた活動をまとめ、より効果的に社会福祉を進めるために、今でいう全国社会福祉協議会の設立に尽力しました。
みなさんの地域にある社会福祉協議会の中央組織は、渋沢が「生みの親」にあたります。
● 企業の社会貢献: 渋沢は、企業が単に利益を追求するだけでなく、社会にも貢献すべきだと考え、多くの企業に社会貢献活動を行うよう促しました。
● 社会福祉の基礎づくり: 渋沢は、災害支援や貧困対策など、現代の社会福祉の基礎となるような仕組み作りにも貢献しました。
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