学生の視点で福祉の魅力を発信! フクチャレ!2023
学生の視点で県内の福祉関係団体を取材して、その魅力を広く伝える
県社協が県立大学との協働で福祉のイメージアップを図る取組みです。
社会福祉学科の坂口昌宏准教授のもと、7人の学生が3グループに分かれ、子ども支援に取り組む県内団体の取組みを取材。
福祉の魅力を探り、どう伝えるか、ゼミの授業で広報の制作に挑戦しました。
このページでは、学生が自分たちで取材し媒体を考え、学生の視点で制作した広報についてご紹介します。
特定非営利活動法人 親子関係支援センター やまりす
親子の関係が途切れてしまわないよう、専門性に基づいて親と子をつなぐ支援をしている団体です。
やまりすが運営する、子どもの第3の居場所「やまりすの家」を取材・体験しました。
「やまりすの家」で家庭のような温もりを感じた2人は、子どもらに「やまりすの家」に来てもらうためには保護者に伝わらねばと、あたたかなデザインのポスターを仕上げました。
また、ポスターで興味を引いてホームページに誘導したいと、「やまりすの家」のホームページ原稿を制作しました。
認定特定非営利活動法人 福井県子どもNPOセンター
福井県子どもNPOセンターは、子どもたちが文化に触れたり社会参画したりする機会が増えるための活動を行う団体です。
子ども劇団やチャイルドラインの運営、おとなを対象とした講演会などを実施しています。
子どもNPOセンターが運営する「劇団プラム」を取材・体験した2人は、子どもたちが互いの個性を尊重し合いながら演劇を作り上げる過程を目の当たりにし、子どもの自主性が育つこの劇団を広報したいと考え、チラシを制作しました。
子どもたちの思いが伝わるようにと、手書きにこだわりました。
だれでも食堂 夕焼けこやけ
「だれでも食堂夕焼けこやけ」は、2021年6月の設立以来、子どもから高齢者まで幅広い世代を受け入れ、地域での食を通じた居場所づくり活動を行ってきました。
「今後、子どもたちと宿題を一緒にしてくれる学習支援ボランティアを募集したい」との夕焼けこやけ側の要望を受け、3名の学生がパンフレットとともにスライドを作りました。
また、3月には、実際に仁愛女子高校の生徒に向けて地域の居場所活動についてプチ授業を行いました。
「緊張でドキドキした」と言いながらも堂々とプレゼンし、終了後には高校生たちとの会話が弾んでいました。
参加した学生らは、取材や体験を通し福祉現場で実際にどんな取組みがなされているのかを学び、それぞれ実践者が持つ活動への想いについて理解を深めました。
また、それら取材先が大事にしていることに自分たちの想いを重ね合わせ、他者に福祉の魅力を伝えるための広報素材として形づくっていきました。