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2025.04.22 福祉情報
昨今、地域のボランティアが子どもたちに対し、無料又は安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供する取組を行う、いわゆる子ども食堂(子どもに限らず、その他の地域住民を含めて対象とする取組を含みます。以下単に「子ども食堂」といいます。)が、各地で開設されています。
「子ども食堂は貧困家庭の子どもだけを集めて食事をさせるところではない、もっと多様で、地域の居場所としての役割がある」このような理解が拡がり、福井県内でも多くの子ども食堂ができ、現在60を超えています。
子ども食堂は、子どもの食育や居場所づくりにとどまらず、それを契機として、高齢者や障害者を含む地域住民の交流拠点に発展する可能性があり、地域共生社会の実現に向けて大きな役割を果たすことが期待されます。
福井県社会福祉協議会では、平成28年度から子どもたちが安心して過ごせる地域の居場所づくりの推進を図ることを目的に、「子ども食堂」の開設にかかる経費の一部を助成しています。