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2024.11.18 研修情報
深刻化・複雑化する生活福祉課題に対し、支援者にとって援助(支援)が困難となるケースの多くはアセスメント不足によることが多く、それにより包括的支援や他機関との連携が進まないことも見受けられます。
本セミナーは、このような多様な課題に対応していくため、全方位型アセスメント(※)について学び、オンライン事例検討会を重ねることで、援助困難を解決するべく、他機関が協働し、分野を超えてコミュニティソーシャルワークの実践力向上を目的に開催します。
※全方位型アセスメントとは・・・
本人の主観的な視点から臨床像を描き、そのうえに専門職としての客観的な視点で問題を把握し、問題の構造を描いて、主観的ニーズと客観的問題を区別しすり合わせ、個別化したニーズを明らかにするアセスメントであり、全方位型支援の前提となるもの。(伊藤健次・土屋幸己・竹端寛著『「困難事例」を解きほぐす』現代書館より)
日 時 ・ 会 場 |
③令和6年12月23日(月)13:30~16:00 Zoomによるオンライン事例検討会 ④令和7年1月24日(金)10:00~15:30 会場:県社会福祉センター ⑤令和7年2月13日(木)13:30~16:00 Zoomによるオンライン事例検討会 ⑥令和7年3月10日(月)13:30~16:00 Zoomによるオンライン事例検討会 ※全日程の受講が望ましいですが、希望する回のみの受講も受け付けます。 |
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参加対象 |
市町社協・行政、社会福祉施設・事業所、地域包括支援センター、民生委員児童委員、重層的支援体制整備事業、生活困窮者自立支援事業の職員、その他対人援助に携わるもの |
定 員 |
50人 |
参 加 費 |
無料 |
山梨県立大学人間福祉学部福祉コミュニティ学科 准教授 伊藤 健次 氏
<講師略歴>
日本社会事業大学卒業後、介護福祉士・社会福祉士として特別養護老人ホーム勤務後、日本社会事業大学専門職大学院を経て、山梨県立大学にて福祉専門職の養成教育に従事、2016年から同大学准教授。2024年から同大学教授。学生教育の傍ら、日本福祉大学大学院社会福祉学研究科修了(社会福祉学修士)。
福祉専門職の教育にも携わり事例を用いたグループスーパービジョンと地域ケア会議における個別事例検討に特に力を注いでいる。
その他の社会活動として、厚生労働省「科学的裏付けに基づく介護に係る検討会」構成員、文部科学省「専修学校における先端技術利活用実証研究:VRやARなどの先端技術を利活用した現場実践能力の高い専門的対人援助職員の効果的な養成プログラム開発に関する実証研究事業」運営企画委員、介護福祉士国家試験実技試験委員、山梨県内自治体の地域包括ケアアドバイザーなどがある。
プログラムは、こちらの開催要綱をご覧ください。
参加希望者をお取りまとめいただき、所定の「参加申込書」にて令和6年10月2日(水)までに、「参加申込用Googleフォーム」にて事務局あてお申し込みください。
2回目以降から、新たに参加される方は、参加希望回開催日の2週間前までにお申込みください。(一度参加申込みされた方には、それ以降の回の出欠確認のご連絡をこちらからさせていただきます。)
申込に記載された個人情報については、本会プライバシーポリシー、個人情報保護規程に基づき適正に取り扱います。
社会福祉法人 福井県社会福祉協議会 地域福祉課 地域共生グループ
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