こども食堂等居場所づくり支援(子ども食堂等への助成)について
昨今、地域のボランティアが子どもたちに対し、無料又は安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供する取組を行う、いわゆる子ども食堂(子どもに限らず、その他の地域住民を含めて対象とする取組を含みます。以下単に「子ども食堂」といいます。)が、各地で開設されています。
「子ども食堂は貧困家庭の子どもだけを集めて食事をさせるところではない、もっと多様で、地域の居場所としての役割がある」このような理解が拡がり、福井県内でも多くの子ども食堂ができ、現在30を超えています。
子ども食堂は、子どもの食育や居場所づくりにとどまらず、それを契機として、高齢者や障害者を含む地域住民の交流拠点に発展する可能性があり、地域共生社会の実現に向けて大きな役割を果たすことが期待されます。
■「子ども食堂サポーター養成講座」の実施(終了しました)
元気なシニアの力を子どもの支援に!! 子ども食堂で活動してみませんか?!
日時 | 令和2年10月28日(水)10:00-14:00 |
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場所 | 浅田クッキングスクール(福井市町屋1丁目5-31) |
対象 | シニアの方で講座終了後、ボランティア活動およびボランティア登録が可能な方 |
お申し込みはこちら ⇒ 子ども食堂サポーター養成講座チラシ
■「子ども食堂」開設への助成
福井県社会福祉協議会では、平成28年度から子どもたちが安心して過ごせる地域の居場所づくりの推進を図ることを目的に、「子ども食堂」の開設にかかる経費の一部を助成しています。
詳細はこちら⇒子ども未来支援事業(子ども食堂等への助成)実施要綱(終了しました)
ほかにも子ども食堂運営に活用していただける各種の助成があります。(募集時期にご留意ください。)
■令和2年度助成団体が決定しました!!
今年度は、次の2団体に合計400,000円の助成が決定しました。
助成団体名 | 活動地域 | |
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1 |
テンプル食堂よしざき |
あわら市 |
2 |
特定非営利活動法人親子関係支援センターやまりす |
福井市 |
(写真:テンプル食堂よしざき)
■ 福井県内子ども食堂ガイド
福井県内の子ども食堂のご協力のもと、作成しました。
「子ども食堂に遊びに行きたい」「子ども食堂の運営をお手伝いをしたい、支援したい」という方、ぜひご覧ください!
■「子どもの居場所づくりフォーラム」を開催(終了しました)
すべての子どもの居場所が確保され、地域や大人から見守られているという安心感や認識を持つことができるような「場づくり」の重要性を関係者と共有し、多職種・多機関の連携・協働について理解を深めることを目的に開催しました。
- 令和元年8月1日(木) 福井県自治会館
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講演「『子どもの居場所』を考える」
講師 湯浅 誠 氏(社会活動家・東京大学特任教授) -
シンポジウム「県内の実践から『子どもの居場所』を考える」
コーディネーター 湯浅 誠 氏
シンポジスト 野尻 富美 氏(越前市「みんなの食堂」)
小野寺 玲 氏(福井スコーレ(フリースクール))
霜 大輝 氏(児童養護施設・児童家庭支援センター一陽)
■「子ども・若者支援活動者ミーティング」を実施(終了しました)
子ども・若者支援に取り組む関係機関のより効果的・効率的な支援に向け、各関係機関が一堂に会し、有機的につながる機会となることを目的として開催しました。
- 平成30年9月3日(月) 福井県社会福祉センター
- 竹澤賢樹氏(福井県社会福祉士会会長)による基調報告
- 子ども、若者支援活動に幅広く取り組む多くの方にご参加いただき、お互いの活動を紹介しました。
■「福井県内子ども食堂運営団体による意見交換会」の実施(終了しました)
- 平成30年1月30日(火) 福井県社会福祉センター
- 幸重忠孝氏(幸重社会福祉士事務所)による基調報告
- 福井県内で子ども食堂を運営する団体間での意見交換をしました。
【その他・情報提供】
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子ども食堂等への政府備蓄米の無償交付について(農林水産省)(令和2年8月27日)
農林水産省は、食育の一環との位置づけで子ども食堂等に対して政府備蓄米を無償交付することを発表しました。
詳細はこちらからご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kokumotu/bichikumai.html -
こども食堂あんしん手帖 ‐みんなで“おいしい”を続けていくために-
一般社団法人 全国食支援活動協力会 http://www.mow.jp/
手帖そのものをダウンロード可能です。 -
厚労省通知PDF(平成30年6月28日)
「子ども食堂の活動に関する連携・協力の推進及び子ども食堂の運営上留意すべき事項の周知について(通知)」 - 子ども食堂における衛生管理のポイント(厚生労働省)